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ご挨拶

会長挨拶

第11回日本褥瘡学会東北地方会学術集会 会長 菊地憲明

この度、第11回日本褥瘡学会東北地方会学術集会を山形にて開催させていただくことになりました。山形での開催は2度目になります。第1回大会の開催以来、東北での褥瘡治療への関心が高まり、会員数も参加者数も年々増えております。大浦スケールやDESIGNといった褥瘡の創状態の評価法の一般化と普及から始まり、wound bed preparationの概念を基にした創傷治療の実戦まで、褥瘡治療の知識と技術が医療に携わる人々の間に広まりました。施設ごとの組織内での褥瘡対策チームの体制も整い、組織内での褥瘡治療の取り組みは一定の成果が得られるようになったと思います。しかし、病院、介護施設、訪問看護ステーションといった地域内の施設間の連携はいかがでしょうか。本地方会では、テーマを「多職種で考えよう褥瘡ケア」として、三題の講演を予定しました。

  • 岡田晋吾先生(北美原クリニック 理事長)―在宅介護の現状
  • 下元佳子先生(生き生きサポートセンターうぇるぱ 高知代表)―姿勢管理と動作介助
  • 山崎泰広先生(株式会社 アクセスインターナショナル 取締役社長)―実戦的シーティング

ご高名な先生方に小規模の会においでいただいて、それぞれの専門的な褥瘡ケアの実際についてご講演をいただくことで、業種間の役割を理解し、業種の垣根を越えた、総合的なキメの細かい褥瘡ケアの在り方を考える貴重な機会となるように願っております。
今回は一般演題として22題のお申し込みをいただきました。誠に有難うございます。ご発表時間を5分、質疑応答を3分として、少しタイトになりますが、すべて口演でのご発表とさせていただきます。活発なご討論となりますよう期待しております。
6月下旬でも、サクランボもまだ美味しい時期ですし、多くの温泉もあり、山寺や蔵王のお釜など観光名所もございます。本地方会の準備委員一同、心ひとつに準備に取り組み、多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。